Chaos ~カオス~

 まったく何だかわからなくなってきました。色々なことが。ウクライナ侵攻もすでに1年が経過しました。未だに収束する気配はありませんね。それどころか当初はロシアとウクライナの2国間、しかももとはソビエト連邦だった2国の争いが、いつの間にか「欧米諸国v.s.ロシア」という展開になってしまいました。トルコ地震のような自然災害で人命が失われる中、なぜ人は争いを起こして人の命を奪うのでしょう? 一体誰が喜ぶんでしょうか?
 日本でも最近変な事件ばかり。「できないこと」と「(敢えて)しないこと」の区別がつかない人間が増えました。常識では「やらない」ことをして、何が凄いのでしょう? 性善説はもう通用しない世の中になってしまっているのかな。
自分は働かないで、他人のお金を、場合によっては人の命まで奪って。そこで用意周到に準備するくらい熱意があるのなら、もっとまじめに働けよ。
 結局 とどのつまり、「我情我欲」なんですね。すべての基準が「自分のものさし」だけで推し量っているように思えるのです。「自分さえよければいい」と。
 もしも神様がおられるならば、私たちを含めた我情我欲に満ちた「人間」たちを それでも救おうと思われるのでしょうか? 
いつか伺ってみたいものです。私ごときには無理な話ですが。
でも、神様も色々な意味で大変難儀をされていらっしゃるのだなってことは こんな私でも想像はつきますけどね。

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3月の臨時休診のお知らせ

3月27日から4月1日まで、休診とさせていただきます。
当院も開院して今年で10年となる節目の今年、新しい電子カルテシステムへの変更を行います。すでに駐車場の整備や、当院開院以前の市澤皮膚科さん時代から目印となっていた立て看板も老朽化に伴い撤去を完了しています。
これからの日乃出ごとう内科クリニックも宜しくお願い致します。

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I hope the Russians love their children,too.

このタイトルは1985年にSting が発表した「Russians」の一節です。
「Russians」は冷戦の時代を子供を持つ親の視点から描いています。歌詞の内容は30年以上経過した現在でも通じるものがあります、というか、国際社会は進歩してこなかったのでしょう。当院へ通院されているご常連も今回のウクライナ侵攻に心を痛めている方は多く、体調も悪くなってしまう人もいます。こんなバカなことが起きているなんて、誰も止められないなんて・・人間の我情我欲の何と深いことか。プーチンだってたとえ「皇帝」になっても所詮は人間。永遠には生きていられない。歴史には名が残るかもしれません「もっとも愚かなロシア大統領」として。政治的なことはよくわからないが、人殺しを肯定してはいけない。
他にも「Russians」の歌詞には ” There’s no such thing as a winnable war.
It’s a lie we don’t believe anymore.” とあります。戦争で犠牲になるのは兵士ばかりではありません。女性、子供、老人など弱者と呼ばれる人たちも多いのです。兵士達にも家族がいるのです。国の面子ではなく、同じ人類としてこの愚かな侵攻が止まることを切に願います。 

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緊急提言 「No More War !!!!」

なんなんだこれは! 何に怒っているかって? 当然プーチンにさ!!
戦争なんて、全く人の命を何なんだとおもっているのか? 医療を馬鹿にするにもほどがある。このところ医師が狙われる事件もあり、これも医療も対する冒涜だが、国家の名の下で人の命を奪うことが正当化されるわけがない!!
今私たちにできることはとにかくウクライナで起きていることに目をそらさないこと、そして声を上げること。21世紀のこの時代、みんなそれぞれ情報源を持っている。また、今私がしているように、発信もできる。一部の権力者のプロパガンダに乗せられるような市民ではないことを願っている。この戦争を終わらせるのは大国ではない。私たちを含めた市民なのだ。そもそも権力者が今の座につけているのも市民が容認したから。市民がそっぽを向いたら忽ち権力の座から引きずりおろされることを世界中の権力者は知るべきだ。昨日の時点でロシアで6000人が逮捕されたと。結構なことじゃない?群衆が何万、何十万に膨れ上がったら逮捕できるのかしら?何十万の人がクレムリンを包囲したらプーチンはどうするのか?それができるのは私たち市民である。とにかく戦争が懲り懲りだ!直ちにウクライナに平和を! ゼレンスキー大統領を死なせてはいけない!!!


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コロナ検査してます

新型コロナウイルス感染が拡大する中、当院では新型コロナウイルスの抗原定性検査ならびにPCR検査を行っています。
基本的に発熱外来での対応となりますが、ご希望される方は事前にご一報ください。

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新型コロナウイルスワクチン接種はじめました

当院では6月22日より新型コロナウイルスワクチン接種の個別接種を開始しました。予約は富士市のワクチン接種予約サイトよりお取りください。お電話でのお問い合わせはお控えくださるようお願い致します。

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新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。本日当院の仕事始めです。
 当院は今年1月より法人化し、「医療法人社団東雲 日乃出ごとう内科クリニック」となりました。「東雲」は「しののめ」と読みます。丁度夜明け前に空が明るくなってきたころの東の空に浮かぶ雲って感じです。当院が日乃出町にあることと、まだまだこれからだという意味も込めています。
 それにしても新型コロナウイルス感染症が落ち着きません。
このブログをご覧になっているあななににお願いです。もう誰が感染してもおかしくない時代です。感染した人を責めるのは止めて下さい。感染した人は全力で良くなってください。とにかく大事なことはこれ以上感染を拡げないことです。このことを一人でも多くの人に伝えてください。感染した人を誹謗中傷する人々がいるために私達医療従事者は新型コロナウイルス感染に関する患者情報などが入ってきません。私達は何処で、どのような人達が感染しているかを正確に把握することで次への手段を考えます。現在の状況では後手後手に回っています。
 政治家の判断も遅いです。それよりもまず個々で出来ることは何か?今すぐにでも始められることはないか?一緒に考えましょう。

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マスク着用のお願い

新型コロナウイルス感染が蔓延中です。当院に受診される際には症状がなくてもマスクの着用をお願い致します。皆さんを護るためでもあります。少しでも感染の輪を広げないよう、ご尽力のほどお願い致します。

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日本人 どうなっている?

 相変わらず新型コロナウイルス感染が蔓延しています。でもその原因は個々の日本人の意識が低いと思われます。
 私が住んでいる静岡県でも感染者は増加しています。経路不明の人も最近少数見受けられますが、多くは首都圏などの感染者との接触です。緊急事態宣言のもと、それでも最近首都圏ナンバーの車を見かける機会が増えました。彼らには感染拡大の要因となっている自覚がないのでしょうか?
 感染が発覚した人の足取りをみると、短期間に複数の医療機関を受診している例が見受けられます。何を求めているのでしょうか?当院に発熱などで来られた方には改善するまで他の医療機関には受診せず、悪化した場合はとにかく当院へ連絡するように伝えています。
 テレビでは自粛要請がある職種で、「生活できないから」と営業している店を取り上げています。でも客が行かなければ閉めざるを得ません。行く人も行く人であるし、店側も確かに大変とは思いますが、もしもその店でクラスターが発生
した場合は責任が取れるのでしょうか?
 国の補償も遅いし、セコイです。国のお金はもともと私たちの税金なのです。
自粛させるなら短期間でも徹底的にする必要があります。病気で例えるなら、
糖尿病の壊疽で足を切断する際、少しでも切断範囲を小さくしようと中途半端に切断しても、その後手術を繰り返すことが多々あります。義足が使いやすいところで思い切って1回で切断しないと後が困るのです。中途半端な優しさはかえって仇になります。アベノマスクに400億円以上使って、送られたマスクに虫がいた・・明らかにストックされていたマスクでしょ?そもそもマスクってそんなに高かったっけ?きっとお友達企業が儲かっているんでしょう。
 県の対応も悪い! 感染者の情報が私達医療者に届いていません。「富士市で患者がでました。10代女性です。それ以上の情報は個人情報保護の観点から開示できません。」程度の情報です。私達は別に誰が感染者かを突き止めたいわけではありません。でも地域や学校などによっては対策しなければいけません。結局保健所が消毒作業をしているのを見かけた住人などから「〇〇らしい」と数日遅れで噂が伝わってきます。その数日を無駄にしている、曖昧にしていることが感染拡大の要因をなっていることに気づかないのでしょうか?個人情報も大切ですが、公共の福祉が優先されるべきでは? 私達医師会員は感染症との戦いの最前線にいます。しかし防護服などは手に入らず、しかも情報は県が握っていて開示されない。そんな状況で「現場の皆さんに感謝します」と言われても、戦えません。いっそ戦いを放棄したいくらいです。
 それでも戦わなければなりません。それが医者だから。最近当院の常連さんが
「先生も頑張ってください。」とか「お体に気をつけて下さい。」など温かい言葉をかけて下さいます。ほんと、泣きそうになる。ありがとうね。みんなのためにがんばるよ。


 

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やれやれ

 非常に悩ましい。コロナウイルスが猛威を振るっています。私は以前からインフルエンザ予防接種の勧めの際、未知なる感染症が起きたらどうするか?という問題提起をしてきたつもりです。しかし、それが現実になりました。
 本日の時点で国を始めとする行政の対応には失望しています。当院では開院当初からインフルエンザなどが疑われる際、基本的にクリニック内には入れないで車内で待機して頂いています。今回のコロナウイルス感染について、現時点で静岡県での発症は報告されていませんが、そんなものあてにならない。あるものと考えて対処しなければならなりません。よって、患者さんとの接触は極力避ける必要があります。検査キットもない。PCR検査も保健所経由でままならない。
 行政は「肺炎があるか?」を基準に検査をする方針だとか・・ではどうやって肺炎を診断するのか?その場合、当然院内でレントゲン撮影を行わなければなりません。また、PCR検査を保険適応にする動きもあるようです。しかし、もしもコロナウイルス陽性が明らかになった場合、その後は一定期間クリニックでの診療はできなくなります。極論、国は医療の最前線である(と私は自負している)一般診療所は戦でいうところの足軽・雑兵のようなもので、何%の診療所が機能しなくなっても構わない、ということでしょうか。正義感を奮い立たせて、N95マスクやゴーグルといった完全武装もないままに「それでも頑張ってコロナウイルス感染かどうかを判定する」ことが正しいのでしょうか?「病気で苦しんでいる人を救うのが医者だ!」と言いたい人もいるでしょう。しかし、一部の人のために その何百倍もの患者さんが不利益を被ってしまう可能性だって十分にあるのです。
 何が正しいのか、ブログを書きながらも正解は出ません。とにかく今できる範囲で最善を尽くすしかない。そのためには受診される方々の御協力をお願い致します。
 もともと当院は予約制です。例え風邪のような症状であっても、です。理由は診察にあたり、想定されるリスクなどを考え、頭の中を整理し、準備をする為が一つ。待合室を混雑させないことが一つ。これは実際 以前新型インフルエンザが流行した際、勤めていたクリニックの待合室で他の患者さんが新型インフルエンザに感染したことがあるからです。駐車場にも限りがあります。また、待ち時間を極力少なくしたいと考えているからです。 「調子が悪いから早く診てくれ」というお気持ちもわかります。当然症状によっては優先させることもあるでしょう。が、緊急を要さない人が入るということは、予約通りに来て待っている方々の権利を踏みにじることになります。 特に現在のように得体の知れない感染症が騒がれている時こそ焦らず、慎重な行動をお願い致します。

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