インフルエンザについて


今回はインフルエンザ予防接種についての続報です。
ワクチンを接種後にインフルエンザに対する抗体が作られるのですが、
効力を発揮するのは接種後2週間から約5か月間です。
時々「去年うったから・・」とおっしゃる方もいますが、上記の通りで、昨年接種したワクチンの効果は既にありません。また、インフルエンザウイルスは変異といって、微妙に形を変えます。そのため流行する型(株)も年によっては変化します。
WHOが今シーズン流行する株を予想し、製薬会社はその株に対するワクチンを生産します(A型2株 B型1株)。予想は概ね当たるようです。
既に伊豆では流行がみられ、富士市の定点観測でもインフルエンザ感染者を認めているため、早めにワクチンを接種して下さい。

特に子供さんのいる家庭のみなさん。子供さんにはワクチンを接種するのに大人が接種しないというケースが多いです。
何故ですか?みなさんはインフルエンザに罹らない魔法でもあるのですか?
毎年、子供の看病をしていたら感染したという方々がいらっしゃいます。確かに看病は親としての最低の義務と思いますが、ワクチンを接種していれば感染を回避できたかも知れません。
会社でも子供の看病や子供から感染したというと「仕方ない」と返答があるでしょうが、
経営者は苦笑いのはずです。よくお考え下さいね。

カテゴリー: 院長ブログ   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください